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アリスのチェシャ猫 チェシャ猫は、ニタニタ笑いを残して虚空へ消えて行くのです。消えた後にはただニタニタ笑いだけが残されている。 この時ニタニタ笑いの顔であるとかニタニタ笑いの声が残っているのではないのです。<ニタニタ笑い>が残っているのです。 これは、ウサギ、猫、犬、亀等がいて、その横に動物がいると言う言葉に近いのです。各具体的なモノーーウサギ、猫、犬、亀、・・ーーに対して、それらを集合させるレベルとしての動物と言う区別であるのに、語彙としては、一つ一つとして同等であるかのように扱われる事なのです。 アニメーションとして映像かした場合には、ニタニタ笑いの顔や、ニタニタ笑いの声を表現する事ができるが、<ニタニタ笑い>だけでは、不可能なのです。しかしコトバとしては、そのニタニタ笑いをコトバで表しているのです。動物と言っても、実際はウサギや亀や犬や猫等であるのに、動物と言う言葉だけで、了解出来ると言う事なのです。 動物と言う言葉は使用出来るが、絵画ではウサギを描くか亀を描くか犬を描くかと言う様に具体的なモノを描く以外に、動物を描くと言う事がある訳ではないのです。 |
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